2011年10月7日金曜日

TMS(タレントマネジメントシステム)、本格的な人材マネジメントシステムの時代へ

人材マネジメントシステム市場が面白くなってきている。
というか、ようやくわが国に本格的人材マネジメントシステム市場が形成されつつある、というべきなのかもしれない。

このところTMS、タレントマネジメントシステムを標榜するアメリカ製のソフトウェアの日本上陸が目立っている。
われわれにとっては、実にありがたいことだ。
日本の既存人事情報システムは給与計算、勤怠管理、人事発令といった定型業務処理に軸足をおいたものがほとんどで、お世辞にも人材マネジメントシステム、TMSという立ち位置ではない。
昨今の外資系ベンダーの日本進出のおかげで、人材マネジメント系システムの必要性や認知度が高まりつつある。

ありがたい、といった理由はそれだけではない。
人材マネジメントのあり方は各国の法令や雇用慣行に大きく制約を受ける。
たとえば、いわゆる終身雇用慣行を基本とする日本とEmployment At Willをベースとする国とでは、人材マネジメントのあり方が根本的に異なる。採用然り、解雇然り。当然、根っこが異なるため評価や処遇の論理が異なる。
正直なところ、輸入ものシステムの日本企業への適応度は高くないと考えている。
われわれの本領発揮の機会が来た。

SmartCompany スマートカンパニーが本来志向していた、人材マネジメントシステムとしての持ち味で勝負できる環境が整ってきた。
機能強化も着々と進んでいる。
もう少しでお披露目できる。
楽しみだ。

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