2011年9月6日火曜日

実効性

社外サービスの導入可否は、どの会社も、多くの選択肢の中からかなり厳しい目線で比較検討して決めることが一般的になっている。
われわれはマネジメントコンサルティングとITソリューションを提供しているわけだが、これらのサービスも、導入効果やコストパフォーマンスについてお客さまの納得がいく根拠と、競合に対する優位性を示すことができなければ成約は覚束ない。

一方で、社内の管理部門が事業部門に提供するサービスについてはどうだろう?
たいていの場合、事業部門は複数の管理部門の中から最適なサービスを選択するというわけにはいかないので、管理部門が提供するサービスを使用せざるを得ない。
管理部門は、自らのサービスの導入効果などについて、社外サービスを導入するときのような内部検討をしっかりと行っているだろうか。
形式ではなく、実効性が重要だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿