2011年6月1日水曜日

コンサルタントの3モード

今日はHRプロ主催のセミナーに出講。
1990年にコンサルタントになって、あれから何度セミナーをやっただろう?
公開セミナーが少なくとも年に数回。それ以外に企業内研修。
企業内研修のほうが回数が多く、だいたい年に10回はやっていた。多い年は30回くらいか。
それを20年やっていたわけだから、おそらくトータルで300回以上。
慣れた仕事ではあるけれど、何回やってもそれなりに疲れる。気疲れか、単なる肉体的疲れか。やはり、ある程度のハイテンション状態が必要だし。
セミナー等で話すのは、けっして嫌いというわけではないのだが。

割り切って単純にいえば、コンサルタントは3つのモードを適宜、切り替えつつ仕事を行う必要がある。
ひとつは今日のように不特定多数に対してセミナーなどを行うプレゼンモード。
また、構想や分析をおこない、資料や著作物などにまとめる思索モード。
そして、クライアントと相対しon the spotの対応、ある種の反射神経が求められるコンサルモード。
この3つのモードは、それぞれかなり異質だ。ゆえに、3つともできる、得意、というのはかなり難しいように思う。
だが、コンサルタントである以上、得手不得手の濃淡があることは仕方ないとしても、3つとも相応にこなせなければ一人前とは言い難いのもたしかだ。

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