2011年5月30日月曜日

インナーマッスル

メンチカツを箸で半分に切ろうとした。
どうも変だ。柔らかいメンチカツなのに切れない。
箸を握る親指と人差し指に力が入らない。

すぐに原因に思い当たった。

そういえば今日の夕方、1時間ほど、一人淋しく!?ひたすら20ページ弱のセミナー資料のホッチキス留め作業をしていたのだった。

ホッチキスを留める動きと、箸を握る動きはほとんど同じだ。
今日は右前腕のインナーマッスルを使いすぎた。
若い頃はよくやったけれど、連続ホッチキス留め作業は久しぶりだもんなぁ。
定期的にセミナー客をがっちり集客して、資料ホッチキス留め作業で鍛えなきゃダメだな。

昔教わったホッチキス留めTIPSを思い出した。
僕は新入社員1年目・2年目は社員研修を担当していたので、よく大量ホッチキス留めをやっていた。
20枚前後の紙を普通のホッチキスで留めるにはある種のコツが必要で、力任せに留めようとすると針が曲がってしまう。
「バチっと留めようとするんじゃなくて、ゆっくりジワッとホッチキスを押し込むのよ。ほらこんな感じ」と先輩女子社員からのアドバイス。
仰せのとおりでした。機会があれば、お試しあれ。

2011年5月29日日曜日

「面接は軽装で」

ソニーが来月から実施する新卒選考面接において「リクルートスーツやネクタイ着用でなくてもよい」と軽装での来社を呼びかけているらしい。

大学の就職指導部は、学生から「本当にそれでいいんでしょうか?」と質問されたらどう答えるんだろうか。
「真に受けちゃいけません。スーツのほうが無難です。」と答えるのかな。
それとも「一応ネクタイを用意しておいて、周りの雰囲気をみて決めなさい。」とでもいうのだろうか。

一昔前ならともかく、軽装でいいといっているのだから、軽装でいけばいいと思う。
僕なら「気にせず、軽装でいきなさい。」と答える。
この時代、大卒の総合職採用についていえば、無難であることにたいした意味はない。確かに、無難であることと無事であることが、ほぼ同義語だった時代もあったが、今は無難であっても無事でいられるとは限らない。

採用する側からすると、リクルートスーツを着ているけれど凡庸そのものの学生と、軽装でもキラリと光る中身がある学生とどちらがいいか。
僕は、前者を選ぶ会社には明るい未来はありそうもないと思う。
選ばれる側からしても、同じだと思うけどね。

2011年5月28日土曜日

企業内SNS

MIXI、twitter、facebook、どれも似たようなことができる部分はあるけれど、やはりMIXIはブログ、twitterは不特定多数へのツイートを核にしたサービスといっていいだろう。
それでいえば、facebookは人材検索とチャットだろうか。
善し悪しということではなく、それぞれ特徴が異なる。
たとえば「誰に」という面でみると、facebook < MIXI < twitter の順で、不特定多数への匿名性が高い情報発信という感じになる。

われわれのサービス「SmartScrumスマートスクラム」は、salesforce.com社の企業内SNSツール「Chatterチャター」に機能を付加したものだ。
Chatterは、企業内SNSツールというそもそもの位置づけからして、上記3つのサービスの中では、facebookに似ている。
ということはSmartScrumもfacebook的ツールといっていい。

今のところ、SNSツールについては、関心がある人はものすごく関心があるが、関心がない人はまったく関心がない、という状況のように思う。
あるグループ内でのコミュニケーションという面では、メールよりもはるかに便利なので、そのうちもっと一般的なものになっていくと思うが、今のところは、知っている人と知らない人、使う人と使わない人との間には、大きな深い溝!?がある。
関心がない人にSmartScrumをどう説明するかはさておくとして、関心が高い人には、企業内facebookとか、facebook的な目標管理コミュニケーションツールと説明するほうがいいかもしれない。企業内twitterというよりもしっくりくる。

まだ、ぜんぜん分からない!?といわれそうだね。
しばらくこの悩みは続きそうだ。

2011年5月27日金曜日

用賀!!

久しぶりに新宿で、久しぶりの人と飲んだ。
僕が学校を出て最初に勤めた会社は、当時、新宿西口の住友ビルに本社があった。8年半そこに通っていた。大学も四ッ谷だったので、当時から新宿で飲むことも多かった。
新宿は、僕にとって馴染みの街だ。
でも、近頃はご無沙汰で、新宿で飲むのは久しぶりだったなぁ。

お相手は、コンサルタント時代のクライアント。
といっても、初めてのプロジェクトが1994年。その後、何度か一緒に仕事をさせていただいている、気心しれた古い知り合いだ。正直、クライアントというより、お友達モードに近い。大切な友人だ。

久しぶりにお目にかかり、おいしいお酒を飲んだ。
浦霞の金ラベル(原酒)18度。2人で4合瓶を2本。まぁ、たいした量じゃない(はず)。
10時半ごろ?どちらが今日の飲み代を払うかという一発勝負のじゃんけんに勝って、気持ちよく店を出て・・・

新宿で山手線に乗ったところまでは覚えている。
気づいたら、田園都市線の上り、用賀駅!
どうやら無意識のうちに田園都市線に乗り換え、終点中央林間で折り返して用賀で目が覚めたのだろうけれど・・
まだ、最寄り駅までの電車があったので、それに乗って帰宅したが、少々酔い過ぎか。
昔、東海道線で通勤していたコンサルの先輩から、寝過ごして目が覚めたら岐阜県の大垣だったなんていう話を聞いたことがあるけれど、自宅が田園都市線沿線でよかった。
今日のブログは「スマート」とは、ほど遠い。

2011年5月25日水曜日

予想通り

昨日のfacebook話の続編。
今日、十数人とコンタクトがとれて、その結果、数回の飲み会予定が手帳に書き込まれることに。(正確には、Google Calenderに予定が入力されることに、かな。)
まぁ、予想通りの進捗ということで。

それはそれとして、もうひとつ、予想通りだったこと。
facebookで知り合いを検索してみて、きっとFBを使ってるだろうなぁという人は使っているし、使ってないだろうなぁという人は使っていない。もちろん例外もあったけれど、おおむね、やっぱり、という感じ。

以前「対面コミュニケーションが望ましいことは否定しませんが」というタイトルで、このブログにも書いたが、リテラシーの問題なのか、趣味の問題なのか、今のところ、この類いのツールは、使う人は使うし、使わない人は使わない。

でも、今日では多くの人が、Eメールを使わずにすますことができないように、SNSも必需ツールになるように思う。好き嫌いの問題は残るんだろうけれど。

われわれの企業内SNSツール「SmartScrumスマートスクラム」ももっと多くの人に使っていただける日が来る、きっと。(正確には、そうなるべく努力する、知力・体力のすべてを傾けて、かな。)

2011年5月24日火曜日

facebook

今さらながら・・という感じだけれど、facebook、面白いかもしれない。
アカウントは作っていたものの、facebookは放置状態でぜんぜん触っていなかった。今日、ちょっと思い立って、何人かの名前を検索してメッセージを送ってみたら、ものすごく懐かしく、ぜひもう一度会いたいと思っていた人に連絡がついた!

すごいね。
MIXIや指とまにもお世話になったが、facebookには、また別の可能性がありそうだ。
震災以降、外で飲むのは控えめだったけれど、facebookのせいで(おかげで、か!?)飲酒機会が増えそうな気がする。

今日なぜfacebookをいじっていたかというと、何となくのなりゆきでずっと大学のプチ飲み会幹事のようなことをやっているのだが、メールのやり取りも面倒だし、連絡がつくメンバーも限られているし、ということで、便利そうなツールを探していた。
facebookはいいかもね。

2011年5月23日月曜日

予約満席御礼

6月1日、HRプロ主催の「HR戦略総合セミナー2011」に出講する。
おかげさまで、弊社のセミナー枠は告知早々に満席の予約をいただいている。
「人事制度運用の効果と効率を上げるには」というタイトルで、目標管理や人事考課を業績貢献に繋げるためのポイントとITツールを活用した運用効率化について解説する。
今日の午前中、セミナーレジュメを作成していたのだが、いろいろとお話しさせていただきたいことも多く、正直なところ、人材マネジメント系の解説に加えて、弊社の2つのツール、「SmartCompanyスマートカンパニー」と「SmartScrumスマートスクラム」を1時間でご紹介するのはなかなか難しい。

そんなこともあって、6月22日に弊社主催の追加セミナーを開催することにしている。
予約満席で「HR戦略総合セミナー2011」にお申し込みいただけなかったお客様も含め、もう少し長い時間でじっくりと説明をさせていただこうという趣向だ。
弊社HPトップのイベントバナーも6・22セミナー版に張り替え、とりあえず、準備完了というところ。

WEBでの情報収集万能化の流れの中で、セミナーによる展開が厳しい時代になっているけれど、やはり、直接対面機会も確保していきたいと思っている。

2011年5月21日土曜日

継続

とりあえずは定期の話。
今日、通勤定期を更新。6ヶ月定期。僕の新たなチャレンジも半年経過したわけだが、実感としてはまだ緒についたばかりで、ようやくこれから本格的にやるぞ、という感じ。
もっとスピードを上げなきゃね。時間の経過は早い。
それはそれとして、6ヶ月の定期代が9万円強!僕としては過去最高額の定期代。どうせ最高額、というなら定期代ではなく、もっと他のものがいい。

継続といえば、今日の夕方、散髪にいったのだが、この床屋さんには、もう17年半ほど通っている。長くなったなぁ、と思う。その間、一度も他の床屋に行ったことはない。
なぜって? 積極的な理由と消極的な理由がある。
積極的理由としては、上手いし、丁寧。消極的な理由としては、他の店に変えるのが面倒くさい、変えなければいけない特別な理由がない。
継続取引、商売拡大には、消極的理由も馬鹿にならない。なんだかんだと言って、僕だけでなく、3人の息子もずっとその床屋さんの客だからね。家から電車で2駅離れてるのに。

2011年5月20日金曜日

会議メンバー

会議メンバーの選択は重要だ。
もちろん、メンバー選択以前の問題として会議の目的・正確を明らかにするほうが重要かもしれないが。
ディスカッションで何らかの結論を得るための会議なのか、報告会なのか。
社内外を問わず、どちらともつかない会議も多い。
やはりファシリテーターの問題なのか。ファシリテーターを指名する側の責任なのか。

会議も永遠の課題、には違いない。

2011年5月19日木曜日

非・人事プロパーの時代

今日、営業で伺ったお客様、
「つい先日、人事部に異動になったばかりで・・」とおっしゃっていた。
別に珍しくはない。
むしろ「私は入社以来、人事部一筋で・・」という方のほうが少なくなっている。あくまで僕の現場感覚にすぎないが、人事担当役員、人事部長だけでなく人事企画担当のようなポストでも、人事プロパーというよりは、営業会社であれば営業職出身、技術会社であれば技術職出身というように、その会社のメイン職種出身の方が就くケースが圧倒的に増えているように思う。

昔は、ずっと人事部育ちという方も大勢いらっしゃったが、やはりそういう時代ではない。
これは最近の話ということではなく、僕の20年の人事コンサル生活を振り返ると、人事プロパーの人事部長が当たり前だったのは、せいぜい最初の5年くらいだろうか。

人事制度の設計などになるとテクニカルな要素も多いが、もっとも大切なことは制度の設計テクニックではなく、わが社にはどんな人材が必要か、どうやって育てていくか、ということについて、方針やコンセプトを打ち出し、それにそった判断をするということだ。
それができるということと、人事プロパーであることとは、まったくと言っていいほど関係がない。
むしろ人事部仕事をしているよりは、その会社のメイン職種を担当しているほうが、答えに辿りつく確率が高い。
管理、という視点は必要だが、ある面それ以上に、事業、という視点の重さが増しているように思う。

2011年5月18日水曜日

アイディア勝負!?

新HPが開いて10日目。
もちろん、まだHPリニューアルの効果を語るには早すぎる。ある程度、SEO対策を意識した作りにしているが、キーワード広告等もこれからだ。それでもとりあえず旧HPよりアクセス数は増えているけれど、われわれが狙っているのは、このレベルではない。
そもそもアクセス数が最終成果という訳ではないし。

HPというかWEBマーケティング系の定番手法は、それなりのコストをかければそれなりの成果が、というものが多いようだが、われわれのポジショニングでは諸般の事情で!?そういう攻め方をするわけにはいかない。

HP対策でもお金の代わりに頭(と体!?)を使うしかないね。優秀なメンバーを揃えていることだし、まぁ、アイディア勝負ということで。

2011年5月17日火曜日

風邪

僕はめったに、というか、まず風邪をひかない。
最後にマトモな!?風邪をひいたのがいつのことだったか、覚えていないくらい。
もちろんちょっとした鼻風邪をひいたりすることはあるけれど、熱を出して1日寝込んだ、というのは、この20年で1回くらいだろうか。正直、記憶にない。

僕がいま風邪をひいているわけではなくて、身近で、これは風邪だなぁ、という咳を聞いて、そういえば、いつ風邪をひいたっけ?と思い出そうとしてみただけ。

昔、医者に聞いたことがある。
「お医者さんは患者から風邪をうつされたりしないんですか?」
「若いお医者さんはうつされるんだけど、それなりに経験を積んでくると免疫ができて、たいていの風邪くらいはうつらなくなるんですよ」

それがどの程度マジメな答えだったのかは知らない。医学的にマトモな話なのか単なる軽口なのか。
もしマトモな話なのだとしたら、僕は十分毒されているので大丈夫、ということなのかな!?
まぁ、それはそれで構わないけれど。

2011年5月16日月曜日

仙台さくら弁当

今日は、仙台へ出張。日帰りだ。
サイエンティアコンサルティングの親会社、株式会社サイエンティアは仙台市泉区に本社を置く。かなり山側なので、幸い、サイエンティアでは震災の直接的被害はそれほど大きくはなかったが、実際は軽々には語れないだろう。

さて、今日は自宅最寄駅を555分に乗車、東京駅へ。さすがにこの時間に電車に乗ることはまずない。思ったより混んでいる。1車両に空席が23といったところか。東京駅着は7時前。すでにそこそこ人で溢れている。この感じでは、仮にサマータイムで1時間、2時間出勤を前倒しにしたところで、それほど快適に過ごせるとは思えない。34時間早くすれば別だろうけど。
7時過ぎの東北新幹線で仙台へ。ほぼ満席。所要時間2時間20分弱。まぁ文句は言うまい。

震災後初なので仙台の様子を見たかったのだが、日程の都合上、駅とサイエンティア本社を往復しただけで、市中の様子は見ず仕舞いのまま、帰途の新幹線に。
仙台駅から山側に向かっただけでは、ほとんど何も分からない。それこそ軽々には語れないのだろうけれど。

仙台駅のみどりの窓口は、新幹線の切符を求める長い列が続いている。いつも通りの風景だ。全車指定席というロクでもない(失礼!?)システムのせいか、仙台駅のみどりの窓口の行列はひどい。
前職の時から、時々仕事で仙台に来ていたが、仙台駅の行列には辟易していた。
JR東海のEXPRESSカードでは東北新幹線の切符は買えない。JR東海とJR東日本の過去の遺恨が原因らしいが、いったい何を考えているのやら。ユーザーにはまったく関係がない話だ。昨今話題の電力会社と同じで、独占に胡坐をかいた驕りにすぎず、迷惑極まりない。
EXPRESSカードとえきねっと、なぜ同じJRで、2つのシステムに加入しなければならないのか、なぜ繋がっていないのか。
もういい加減、地域独占が故にまかり通っている、こんな不合理は改めるべきだろう。

今日ひとつだけ!?よかったこと。
仙台さくら弁当。1,000円。
正直、駅弁を美味しいと思ったことは皆無に近いが、この弁当はよかった。少量のおかずが十数種にさくらご飯。缶ビールを片手につまむには丁度いい。僕はビール党ではないので、リザーブウオーターを片手に、だったけれど。
季節限定で、もうそろそろシーズン終了らしいので、次に食べるのは来年かな。

2011年5月14日土曜日

NEXT

クラウドEXPOに間に合わせるべく、実質1ヶ月ほどの突貫作業で新HPを開けた。
これはこれで正解だと思う。
もっと時間をかければもっといいものが、という考え方もあるだろうが、われわれの現状ではHPのリニューアルに3ヶ月の時間をかけるよりは、それを1ヶ月で終わらせて次の展開を考えたい。
やはりスピードだ。3倍の時間をかけても3倍の出来になるなるわけじゃない。限界効用は逓減する。

このHPを活用して、いろいろと試してみたいアイディアがある。
週明けから早速いくつか始めようと思う。

逆順だが

クラウドEXPO終了。
出展者目線ではなく個人的な見学者目線でいえば、同時開催のモバイルEXPO、ダイレクトマーケティングEXPOが興味深かった。まぁもともと僕はシステム屋ではないので、それらが分かりやすかったというだけかもしれないが。

慣れない立ち仕事でさすがにみんな疲れ気味。
この疲れを癒すには、まずはビールだろう。やっぱり。

打ち上げは、お目当ての新橋の寿司屋で、というはずだったのだが、満席で入れない。この寿司屋は駅から少し離れているが、旨くて安いというので人気の店だ。
仕方がないので、空いたら電話をもらうことにして、近くの串カツ屋で時間調整。
これはこれでおいしかった。1時間ほどで連絡があり、寿司屋で初志貫徹。
満足したけれど、やはり、串カツ屋から寿司屋の順よりは、寿司屋から串カツ屋へ行くほうがいいなぁ。

2011年5月12日木曜日

魚はいたのか!?

ただでさえ狭いゆりかもめが、満員でさらに狭い。国際展示場正門まで乗車する人が多いようだ。
15時過ぎにクラウドEXPOの会場、東京ビッグサイトに着いた。
われわれは今日と明日の2日間、セールスフォース・ドットコムのブース内で企業内SNSツール、SmartScrumスマートスクラムを出展している。
会場内は人の波、さすがにかなりの集客数だ。

僕のコンサルの師匠、故H師曰く「魚が釣れない最大の原因は、魚がいないところに釣り糸を垂れるからだ。」
そりゃそうだ。それでは絶対に釣れない。
もちろん、魚がいるところに釣り糸を垂れたって釣れないことはあるけれど。

EXPO会場に人は大勢いたが、われわれの対象になりうる人はそのうちのどれくらいの割合なんだろうか?いろいろ考えるところはある。

それはそれとして、ほんの数時間立っていただけで、腰が痛い。
僕はまだ数時間だからいいが、朝から立ちっぱなしで頑張ってくれたスタッフのみなさん、本当にありがとう。
まだ明日もあるんだけどね。

2011年5月11日水曜日

この期に及んで

今朝の通勤電車での出来事。
僕の後ろのほうでドンッという音がして、混んだ電車の中で背中に圧力を感じた。
皆そちらを見ているので、僕も振り返ってみると、乗客が一人、へたり込んでいた。ドンッという音は、どうやら手に持っていた大きな荷物を床に落とした音のようだ。
今日は昨日よりかなり気温が低いとのことだったが、雨模様で湿気がひどい。電車内は蒸し暑く、気分が悪くなってしまうのも無理はない。
通勤電車では、毎日のように「気分が悪くなったお客様を介護しましたので・・・」というアナウンスを聞かされるが、こういうことだったんだね。
今年はこれからどうなるのか、先が思いやられる。

そういえば、今朝の日経に「ビズポロ」の記事が載っていた。
ビズポロ=ビジネス・ポロシャツということらしいが、この路線は必ずくるだろうと思っていた。クールビズで、ノージャケット・ノータイの次ぎにできそうなことといえば、これだろうから。

いいと思う、というか、個人的にはもっとルースフィット路線で、日本の夏のビジネス標準は、かりゆしやアロハまで一気に跳ばしてしまえばいいと思う。
誰も中年のピチピチのポロシャツ姿など見たくはないだろうしね。かりゆしやアロハでいいんじゃないかなぁ。
服装じゃなくて、中身で勝負すればいいのに。

日経の記事に戻ると、「ネクタイをしてもさまになるしっかりとした外観ながら・・」とのことだが、悪いけれどその発想をする時点で、限界を感じる。
もちろん、アパレルビジネスとしては十分理解できるんだけれど。
何だか羽田某氏の省エネルックじゃあるまいし、この期に及んで、と思ってしまう。
あれからもう30年くらい経っているはず。
われわれはそろそろ、次、に行くべきだと思う。
今日のブログは僕のホンネそのものだ。
まぁ、僕はだいたいいつも小細工なしのストレート勝負だが。

2011年5月10日火曜日

30分

僕は朝が早い。たいてい5時頃には起きている。
別に意識して5時に起きようとしているわけではない。単に歳のせい?!
確かに若い頃はまったく朝早く起きられなかったので、歳のせいというのもあながち否定できないけれど。

それはそれとして、何の弾みか4時台に目が覚めてしまうことがある。
今朝がそうだった。
普段より30分程度早いだけなのだが、この30分の違いが大きい。
4時台に起きた日(というか、起きてしまった日)は、昼食後14時くらいから16時頃までがどうしようもなく眠い。
割り切って昼寝してしまえばいいとも思うが、現実には諸般の事情でなかなかそういうわけにもいかないしね。

毎日の生活リズム、結構微妙なバランスで成り立っているように思う。
今年は電力の話ひとつとってみても、リズムを崩しそうな要因がいろいろありそうだから気をつけよう。睡眠系が狂うと全体の調子が崩れるからね。

2011年5月9日月曜日

新HPオープン

今日の午後、新HPが予定通りオープンした。もちろん、これで一安心ということではなく、ようやく戦闘道具がひとつ手に入ったというだけだ。
これで、第二幕を開けられる。

新HPがオープンしたのはいいのだが、僕は開設準備でHPを隅々まで何度も見過ぎていて、正直、もう自分のHPには食傷気味⁈かも。

いや、冗談。
前言撤回。
これからも毎日HPを見て、ブラッシュアップし続けなきゃね。
WEBの世界はアクセス解析ツールでリアルタイムに状況をモニターできるから面白い。
水泳じゃないが、この世界も僕を飽きさせない予感がする。

2011年5月8日日曜日

常識は変わる

今日は母の日。
そういえば僕が小学生の頃、母の日のカーネーションの花の色は赤と白に分かれていた。学校で母の日用にカーネーションの絵を描いたり工作をする時も、教師が生徒を赤と白に分けていた。
小学生なので、大半の生徒が赤いカーネーションになるわけだが・・・

赤いカーネーションの花言葉は「母の愛情」、白いカーネーションの花言葉は「亡き母を偲ぶ」ということらしい。

学校で公然と赤と白に分けるやり方がいつまで続いたのか知らないが、今の感覚だと、もしこんなことをしたら大問題になるだろう。

常識が変わるということでは、最近でいうと個人情報などはその典型だと思うが、おそらく今回の震災では相当多くの事柄について常識が変わるだろう。
僕の年代は、ある面、かなり単純に右肩上がりの世界で育ってきていて、本格的なパラダイムシフトを経験していない。
そこのところをしっかりと自覚していないと、これからの時代は生きていけない。

2011年5月7日土曜日

モニター

今日もジム(というかプール)に行った。
飽きない。毎週数回泳ぐようになってから、もう8ー9年経つが、まったく飽きない。
泳ぎ始めた頃は、きちんとレッスンを受けて2ー3年もやれば、十分上手くなるのではないかと思っていたが、とんでもなかった。
僕がイメージする、僕なりの完成像にはまだ遠い。
そこそこキャリアが長くなってきたので、八分目くらいのところには来ている気がするのだが、まだ満足できない。
納得できない、というほうが正確か。
まぁそれはそれで、あと2割くらいは伸びしろがあるということなので、楽しみがあっていいのだが。

この何ヶ月かで、フォームをかなりいじっている。相当変わったと思う。
タイムはともかくとして、体感ではかなりいい感じになっているのだが、確かめられない。
前のジムでは、自分が泳いでいるところをビデオで水中撮影して見せてくれるビデオレッスンというのがあったのだが、今のジムにはそれがない。
やはり、自分の目で確認するのが一番だ。その一点だけで、前のジムに戻ろうかと思ったりすることがあるくらい。

かなりよくなった!と思って、ビデオで撮ってもらうと、実際にはたいして変わっていなくてガッカリしたという経験も多かったけどね。現実を直視することは常に厳しい!?
でも、前進するには、やはりモニターしなくちゃね。

2011年5月6日金曜日

青は空から、緑は大地から貰った

会社発足後、半年。
HPのリニューアルにともない、ある種のCI、VIを行った。
来週月曜に公開される新HPをご覧いただくと、"Smart"という文字を冠した単語がたくさん並んでいる。

ITソリューションのSmartシリーズ、人事情報システム「SmartCompanyスマートカンパニー」と企業内SNSツール「SmartScrumスマートスクラム」、それに人事コンサルティングを加え、SmartSolutionsとして展開する。
ついでに、僕のブログが「スマートデイズ」、スタッフブログが「スマートちゃんぷる」、社労士コラムが「スマート道場」とスマート尽くしだ。

会社のロゴも変更し、新たにコーポレートアイコン!?もできた。
Scientia ConsultingそしてSmartの頭文字の「S」、可能性無限大の思いを込めた「∞」、それらをひとつにしたアイコンだ。
色は上半分がブルー、下半分がグリーン。
昔、テニスラケットで有名なヨネックスのCMで「青は空から、緑は大地から貰った」というコピーがあったが、僕もそういう気持ちだ。

新HPでご確認いただければ嬉しい。
http://www.sci-consulting.co.jp/
週明け9日の15時には公開されているはずだ。
名刺も、それに合わせてデザインを一新。なかなか綺麗に仕上がっていると思う。
名刺交換する機会があれば、ぜひそれもご覧いただきたい。

2011年5月5日木曜日

a change of pace

今日はGWの最終日?なのか、それとも、GW中盤の最終日?なのか、よく分からないが、いずれにしても本来は明日の金曜から通常モード、通常ペースで動けなければいけないはず。

今年は地震以降、リズムが狂いっぱなしという感じも否めないが、それもそろそろここまでにして、通常ペースに戻す必要がある。
英語で”a change of pace”というと気分転換という意味だと思うが、気分転換の後、本来の活動状態に切り替えることこそが重要だ。

来週月曜は新HPの公開、後半はクラウドEXPO出展と、いろいろイベントも控えている。
まぁ、明日は助走としても、遅くとも来週月曜からは通常ペース、否、それじゃあ足りない。これまでのローペースを挽回する動きでなくちゃね。

2011年5月4日水曜日

生肉

これはこれで、考えさせられる。
生食用牛肉、というものがないなんて、考えたこともなかった。どこの焼肉屋にも普通にメニューにあるしね。危険性も考えたことがなかった。
どうやら公式に生食用と認定されて流通しているのは馬肉、馬レバーくらいらしい。


以前、毎月、熊本出張をしていた時期があったので、馬刺はよく食べた。赤身、たてがみ、ふたえご。熊本でもそこそこいい値段だが、やはり旨い。
馬に限らず、生肉全般、好物だ。牛のユッケはもちろん、牛レバ刺しどころか、豚レバ刺しを出す店に行くこともある。
それは危なかった!?生肉は食べちゃいけない!?


とはいえ、ユッケで亡くなったというのは、そうそう頻繁にある話でもないと思うが。
なにが危険でなにがそうでないか。もしくはどうすれば危険でないか。
こういったことを自分で判断しなくてはいけない状況になっているのかな。
昔も同じ!?


やはり、いろいろなものが信用できなくなっているということか。

2011年5月3日火曜日

新しい枠組み

TVニュースによると、東北以外の行楽地は例年を上回るくらいの人出、ということらしい。
前にも書いたが、自粛もいつまで、という目処が明確にあれば別だろうが、そうでない以上、いつまでも縮こまってばかりもいられない。
新しい日常に対応しなくてはならない。それでいい、と思う。
ただ、新しい日常への対応には、新しい大きな枠組みが必要だ。それがまだ見えてこない。
その枠組みは、精神的な要素も多く含まれてくる気がする。そうでなければ機能しないように思う。

ところで、米国のオサマ・ビンラディン殺害の作戦名が「ジェロニモ」というらしいが、そのネーミングもどうかと思う。
やはり強い違和感を覚える、というか、その傲慢さに呆れてしまう。

違和感

ウサマ・ビンラディン殺害。
「正義は成し遂げられた。世界はより安全になった」とのオバマ大統領の声明。
グラウンド・ゼロで口笛を吹き歓声を上げる人たち。

世界はより安全になった!?
歓喜!?


いったいどういう発想、感覚なんだろうか。全く理解できない。


10年前のあの日、出張先の熊本で飲んでいた。
後から店に入ってきた客に、飛行機がワールドトレードセンタービルに突っ込んだ、という話を聞いたが、まるで意味が分からなかった。店からホテルに戻り、TVの映像を見て愕然とした。


当時はかなり出張が多く、ほとんど毎週のように飛行機に乗っていた。
テロだと判明した後は、飛行機に乗るたびにあの画が頭にちらついた。
また、あの日々に戻るんだろうか。

2011年5月1日日曜日

葦の髄から天井を覗く

デジタル大辞泉では「細い葦の茎の管を通して天井を見て、それで天井の全体を見たと思い込むこと。自分の狭い見識に基づいて、かってに判断することのたとえ。」と書いてある。
葦(あし)を「よし」と読むのは、忌み詞らしい。
いずれにせよ茎の細い穴から天井を見ても全体が見える訳はない、ということで、よい意味に使われる言葉ではない。

もちろん、それを十分承知した上で、僕のコンサルの師匠、故H師曰く、
「葦の随からでも天井が覗ける。人事は所詮ひとつの分野に過ぎないが、それでもその道を極めれば天井を覗ける。これはどんな道でも同じだ。」

僕もそう思う。
葦の随からで構わないから、天井を覗いてみたい。