今日はビジネスのぎりぎりの勝負どころに関する話をいくつか耳にした。自分に関係ある話、そうでない話、両方あったが、いずれにしてもきわどい話を聞く機会が多い一日だった。
僕は、人から「藤井さん、ギャンブル好きでしょ?」と言われることがある。一度や二度ではない。そんなふうに見えるんだろうか?
正直なところ、僕はいわゆるギャンブルには全く関心がない。
競馬、競輪、競艇などの正統派ギャンブル?!は今まで一度もやったことがないし、そもそも馬券の買い方も知らない。パチンコは大学生のときに数回やったことはあるけれど、たぶん生涯合計で1万円も使っていないと思う。まったく魅力を感じなかった。
麻雀がギャンブルかどうかは微妙だが(公式にはギャンブルというとマズいんだろう、たぶん)高校、大学時代はよくやっていた。麻雀は好きだったけれど、就職して1年目でやめた。当時の勤務先オフィスは新宿にあったのだが、僕の自宅はそこから1時間半強。新入社員が麻雀なんかやっていると、家に帰れないことも珍しくなかった。高校生のときから盲牌ができたが、もう20年以上、牌を握ったことはない。
一般に、ギャンブルに求めるものは、お金か、スリルか、といったところだろうと思うが、お金を得る方法としては、ギャンブルはあまり効果的・効率的な方法ではないだろう。
それに、わざわざギャンブルでスリルを求めなくても、普通に仕事をしていれば、好むと好まざるとに関わらず、それだけで否応なくスリルを味わうことになる。
安全性を最優先して銀行や生損保に就職した僕のかつての同級生たちも、さんざんスリルを味わってきたはずだ。むしろバブル崩壊以降の業界再編の嵐の中で、僕より彼らのほうがスリリングなビジネス人生を送ってきたのではないだろうか。
やはり、僕は今後もいわゆるギャンブルをやることはなさそうだ。
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